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妊娠中のむくみ(浮腫)の症状
ここでは妊娠中に手や足などが痛みを伴わない形で腫れる症状を指します。
多くの方が妊娠中期から症状を感じはじめ、妊娠後期に悪化するそうです。
妊娠中のむくみ(浮腫)の原因
妊娠中は体内の水分が急激に増えるため、その過剰な体液が皮下組織に溜まることにより、むくみが発生します。
また、妊娠がすすむにつれ、大きくなった子宮が骨盤の血管や大静脈を圧迫するため、足から心臓に戻ろうとする血液の循環を鈍らせ、その際に血液から皮下組織に水分が流れ込むことによってむくみを悪化させるそうです。
これらの原因から、妊娠中悩まされるむくみですが、産後数日経つと自然に治ってくるそうです。
妊娠中のむくみ(浮腫)の対策
むくみの予防方法
●適度に運動すること。
運動不足になると体内の血液や体液の循環を鈍くします。毎日のウォーキングやマタニティエクササイズ、マタニティスイミングが効果的です。
●水分をたくさん補給すること。
水分をたくさんとることによって、逆に体が水分を滞留させなくなるそうです。
●塩分の摂取し過ぎを避け、むくみ予防になるカリウムの入った食べ物(アボガド、さつまいも等)を食べる。
●むくみ解消専用の靴下を使う。
これによりリンパに圧力を与えてむくみ防止ができるそうです。妊婦さんでも使えるサイズを選んでください。
●むくみ解消専用の靴下ではないストッキングや靴下で、足首やふくらはぎを締め付けるものは避ける。
●できればハイヒール等はさけ、血流の循環がしやすい先がしめつけられない靴をはく。
●長時間の立ちっぱなしや座りっぱなしを避ける。
妊娠後期になれば必然的にトイレが近くなるので、立ち上がったり座ったりする機会が増えると思いますが、その際、それまで立ちっぱなしだった人はできるだけ座って休み、足首を回してマッサージをし、座りっぱなしだった人は少し歩き回ってください。
●座っている際、尿漏れを防ぐ時以外はできるだけ足を組むのをやめましょう。
●座っているときは足をできるだけ高い位置におきましょう。デスクワーク等をしている場合は、こっそり机の下に足置きを置くなどしてみてください。
●手や足のマッサージを朝と夜、一日二回は行う (以下の動画参照)
むくみが起きてしまった時の対処法
●手のむくみ: 手を握ったり閉じたりを5~10分繰り返して下さい。また、腕を回したり、脇の下をほぐす、手のむくみ解消マッサージをしてみてください(以下の映像)。
●足のむくみの場合: 足首を回したり、少し歩き回るなどして足の血液循環を良くして下さい。また仕事から帰ってきて夜足がむくんでいる時は、枕等を敷いて足を心臓より高い位置にして横になってみてください。 また足のマッサージもおススメです(以下Youtubeで見つけたのを共有します)。
妊娠中のむくみ(浮腫)に関連する質問
Q: どんな時にむくみやすいですか?
A: 暑いところにいる時、足や手が疲れているとき、水分不足、カリウム不足、カフェインや塩分を取りすぎるとなりやすいそうです。また、羊水過多症の方や多胎妊娠の方はむくみの症状がでやすいそうです。
妊娠中のむくみ(浮腫)の注意すべき症状
以下のような症状が出た場合、他に深刻な病気を伴っている場合もあるため、すぐにお医者さんに連絡してください
●顔、目の周りが腫れたとき
●手のしびれが酷くて手が動かない
●急に酷いむくみがでて足や手が膨れ上がった(今までまったく症状がなかったにも関わらず)
●片足のみむくんでいる
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《参考/Reference》
http://www.babycenter.com/0_swollen-extremities-edema-during-pregnancy_230.bc
http://americanpregnancy.org/pregnancyhealth/pregnancyswelling.html
http://www.mayoclinic.org/healthy-living/pregnancy-week-by-week/expert-answers/swelling-during-pregnancy/faq-20058467